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新お茶の水薬局・アイ調剤薬局のブログ

お茶の水と西葛西にあるほぼ眼科専門の調剤薬局のブログです

眼科領域で使用される主な漢方薬

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眼科領域においても漢方薬が使われることがあります。
以下に代表的な漢方薬とその特徴をまとめました。

ツムラ25 桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

  • 甲状腺眼症に応用。
  • 冷え、のぼせ、精神不安、甲状腺腫に効能あるとされ、甲状腺眼症に関する論文も発表されている。

ツムラ17 五苓散(ゴレイサン)

  • 水循環改善を主としていわゆる「むくみ」の軽減。
  • 網膜症、黄斑症、眼痛などに適応。

ツムラ114 柴苓湯(サイレイトウ)

  • 小柴胡湯(ショウサイコトウ)+五苓散(ゴレイサン)。前者は消炎作用があり、後者は浮腫軽減作用。
  • ぶどう膜炎(原田病)などの炎症の要素がある場合や、急性三叉神経痛にも応用。

ツムラ54 抑肝散(ヨクカンサン)

  • 眼瞼痙攣で心理的要素が強い場合。
  • ベンゾシアゼピンによる眼副作用を有し、これを離脱する際の補助薬として使用。軽度の神経症にも応用。
  • カリウム血症に注意。

ツムラ83 抑肝散加陳皮半夏(ヨクカンサンカチンピハンゲ)

  • 抑肝散と同じだが疼痛、違和感が強い場合。
  • 疼痛性障害にも応用。
  • 陳皮半夏に疼痛軽減作用あり。